WFMDでは以下の要項で、学術大会を開催いたします。
本会は栄養療法をはじめとした機能性医学の歯科臨床への導入支援を掲げ、現在会員数約200名を擁し前進しています。
初となるこの学術大会に参加することで、新たな臨床のヒントが得られるだけでなく、ご自身の健康管理や医院経営にもお役にたてることでしょう。
なお一般演題を会員から募集いたします。栄養療法・分子栄養学・機能性医学の歯科的応用に関する症例のご発表をお待ちしております。(一般演題の募集は終了いたしました)
開催概要
テーマ
栄養でととのう! 歯科臨床
期 日
2025年3月9日(日)
10:00~16:20(開場9:00)
場 所
懇和会館13F 第2,3会議室
東京都中央区築地1-12-22 コンワビル
https://www.konwa.com
交 通
東京メトロ日比谷線・都営浅草線
東銀座駅 5番出口 徒歩3分
東京メトロ銀座線
銀座駅 A7出口 徒歩8分
東京メトロ有楽町線
銀座一丁目駅 11番出口 徒歩10分
JR 山手線 京浜東北線
有楽町駅 徒歩15分
スケジュール
9:00 開場・受付・企業展示
10:00-10:25 開会挨拶〜基調講演
栄養でととのう! 歯科臨床(吉田 格)
10:25-10:30 応援スピーチ 奥平 智之
10:30~10:45 一般講演1 増田 仁美
栄養療法による口腔顔面痛治療の一考察
10:45-11:00 一般講演2 槻木 恵一
腸に栄養学的な介入による口腔粘膜免疫の向上について
11:00-12:15 教育講演
健康長寿:歯科口腔領域におけるビタミンD最前線(青山 達也)
13:30-13:45 一般講演3 南 里佳
歯周治療に食事アドバイスを取り入れ、得られた気づき
13:45-14:00 一般講演4 大野 真理
分子栄養学カウンセラーの課題
14:00-14:15 一般講演5 大森 みさき
メインテナンス中の口腔内変化から鉄欠乏性貧血が判明した一症例
14:45-16:20 シンポジウム
医療人が知っておきたい食品添加物
山口 義徳・久野 淳
16:20~17:00 閉会・集合写真・撤収
17:00-19:00 情報交換会
企業展示募集要項
2025年2月5日時点で16社様から出展、4社様から資料提供の協賛をいただいております。出展はもう2社まで可能です。出展要項はこちらよりご確認いただきますようお願いいたします。
定 員
会場参加:72名※満席
オンライン:約50名を予定
アーカイブ視聴あり(当日参加や視聴ができない方はオンライン参加をご選択ください)
参加費と登録方法
早割登録と一般登録があり、それぞれに会場参加とオンライン参加が選べます
早割登録 ※早割は終了いたしました
2024年12月31日までに会員登録(無料)を完了し、かつ会員専用のfacebookグループに参加された方には、早割登録用URLをご案内いたします。
・医師 歯科医師 獣医師 ¥12,000
・医師 歯科医師 獣医師 以外 ¥8,000
なお、会員登録をされても記載漏れがあった場合は入会扱いとならず facebookグループへの参加ができませんので、お早目の登録をお勧めいたします。
一般登録
会員登録をされない方・会員でもfacebookグループに参加されない方・2025年1月1日以後の全ての申し込みは、一般登録となります。
一般参加登録(会場)※満席につき終了いたしました
・医師 歯科医師 獣医師 ¥14,000
・医師 歯科医師 獣医師 以外 ¥10,000
・登録期限は2月28日まで、当日参加登録はございません
・後日試聴のみをご希望のかたは、オンライン参加でお申し込みください
・オンライン参加を選択された後に会場参加に変更されたい方はご連絡ください
・オンライン配信のURLは3月7日(金)にPeatixよりメールでお伝えいたします。
一般演題募集 ※募集は終了いたしました
会員から一般講演3題を募集いたします。
学術大会は会員の日頃の成果を発表し、互いに刺激を受け、明日の臨床に直結する機会を得る絶好の機会です。
ぜひ一般講演に登壇し、栄養療法をはじめとした機能性医学の歯科分野への発展に向けて、伴に進みましょう。・発表時間 12分
・質疑応答 6分
・入れ替え 2分
申込方法: wfmdent@gmail.com にまで演題とともにご連絡ください
期 限:2024年12月31日
選考方法:採択については本会にご一任ください
備 考:先に参加登録をお願いいたします
情報交換会
17時より近隣にて情報交換会を行います。展示企業様も参加いたしますので、ぜひ情報交換の場とされてください。
会場参加の方のみお受けいただけますので、参加登録サイトよりお申し込みください。
・懇親会参加費 ¥6,000
抄録
基調講演 栄養でととのう!歯科臨床 吉田 格

私が栄養療法に出会ったのは2014年の12月でした。その頃すでに研修会には多くの歯科医師が参加しており、私は先人によるこの分野の歯科での台頭を楽しみにしていました。しかしそれから10年が経つにもかかわらず、そのような話を耳にすることは未だほとんどありません。
これは歯科臨床が切削や抜歯など形態変更を伴う機械的処置が中心であり、さらには人工物を高頻度に扱うという、医療の中では特殊な分野であることに由来するからと推察しています。
すなわち日常臨床で栄養が関与する部分が少ないので、せっかく学んだ知識を臨床に生かせず、フェードアウトして行った仲間が多いのだと感じました。
しかし時代は変わり、誤嚥性肺炎やアルツハイマー型認知症にデンタルプラークが深く関与している事が広く知られるようになり、小さな歯科医院であっても口腔だけ診ていれば良かった時代に終わりが告げられました。
さらに従来の”口腔内細菌は胃酸で死滅するので腸には達しない”という考えはまったくの誤りで、腸内細菌叢の健全化にはまず歯ブラシ指導が重要であることが指摘されるようになってきました。栄養療法の成否を左右する腸内環境健全化に、歯科治療は必須になったという事です。
すなわち歯科は、全身や社会にまで目を配らせなくてはならない時代にすでになっているということです。
これは決して患者事ではなくまず自分事として捉える必要があり、加えて経営者においては従業員の栄養状態を整えることによるパフォーマンスアップが重要な経営戦略になっているという事です。
この基調講演では歯科臨床における栄養療法の位置付けについて私見を述べると共に、僭越ながら本会の進むべき方向をお示ししたいと思います。
吉田 格 Itaru Yoshida

歯から全身を、全身から歯を診る専門医 吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニック歯から全身を、全身から歯を診る、自由診療専門医です。健康保険では治療困難な歯の問題に積極的に取り組み、顕微鏡・レーザー・CT・栄養療法を活用し、歯周病・インプラント周囲炎・根管治療・特殊な入れ歯・予防に、多くの実績をあげています。また栄養療...
歯科医師 歯科機能性医学研究会代表
《略歴》
1985年 日本歯科大学新潟歯学部 卒
1997年 東京都中央区日本橋 開業
2009年 東京都中央区銀座 移転
《所属》
日本レーザー歯学会 (専門医 理事)
Academy of Laser Dentistry (Category-3 取得)
日本顕微鏡歯科学会 (認定指導医 理事)
Academy of Microscope Enhanced Dentistry
日本口腔インプラント学会
日本歯科東洋医学会
日本抗加齢医学会(専門医)
オーソモレキュラ栄養医学研究所 ONP認定講座 講師
臨床分子栄養医学研究会 分子栄養学実践講座 6期(認定指導医)
WFMD 歯科機能性医学研究会 代表
Er:YAGレーザー臨床研究会
東京都中央区京橋歯科医師会
BFRトレーナーズ協会(BFRトレーナーベーシック資格取得)
…他
教育講演 健康長寿:歯科口腔領域におけるビタミンD最前線 青山 達也

私は2012年から栄養療法を学び始めました。当時、栄養療法に取り組む歯科医師はまだまだ少数でした。一旦、経営に取り入れてみたものの、在庫が余って廃棄に至ることが多かったり、歯科医療の本業への経営的な影響が悪い方向に向かいがちで、当時のアーリーアダプターの先生方は非常にご苦労されていたと伺っております。
その後、コロナが収束するまで、当院では栄養療法を全面的に表に出して勧めることはしておりませんでした。しかし、コロナ収束後、ビタミンDと骨の健康以外に関する論文での報告が増えてきたことから、希望者への外来での採血がルーティンとなりました。この潮目の変化には二つの鍵があります。
一つは、世界のビタミンD研究者の数が非常に多く、健康長寿の分野における守備範囲が広いことが明らかになってきたこと。もう一つは、AIの台頭、そして機械翻訳の精度の向上により、特定の団体が主催する勉強会に依存しなくても、情報更新の頻度を上げることで情報の鮮度を保てるようになったことです。さらに、扱える情報量を飛躍的に増やすことができたことも挙げられます。
今回は、ビタミンDに関する歯科口腔領域の知見の整理および今後の展望、その情報更新手法についてご供覧いただき、皆様にも実践・応用していただくことで、今後の活発な議論に繋がる礎となることを期待しております。
青山 達也 Tatsuya Aoyama

浦安市の歯医者「ローズタウン歯科クリニック」浦安市の歯医者「ローズタウン歯科クリニック」では、保険診療による標準的な歯科治療に加え、自由診療による幅広い治療オプションをご提供しています。
歯科医師
《略歴》
2000年 徳島大学歯学部卒業
2010年 浦安市開業
現在に至る
《所属》
日本歯科医師会
千葉県歯科医師会
浦安市歯科医師会
学校歯科医師会
日本抗加齢医学会専門医
ITI member(ITIセクションジャパンインプラントスペシャリスト認定医)
日本口腔インプラント学会
日本歯周病学会
日本顕微鏡歯科学会
日本分子状水素生物医学会
Er-YAGレーザー臨床研究会
シンポジウム 医療人が知っておきたい食品添加物:座長 吉田 格
私たちは毎日患者さんの歯を治したりメンテナンスをしていますが、さて患者さんは、その歯でいったい何を食べているのでしょう?
コロナ禍の頃、スーパーではパック入りの加工食品が飛ぶように売れました。一見加工しているようには見えないが、実は加工してあるものもたくさんあります。食物はもはや農林水畜産物ではなく、工業製品と言った方が良さそうなものの方が幅を利かせています。そしてそれらには、様々な添加物が使われています。
それらは「安い・美味しい・腐らない」という、よく考えればとても不思議なものでありながら家計を助け、何の疑問もないまま消費者に受け入れられています。
それと引き換えに、私たちは何を失ってきたのか。そして私たちは治したその歯で、患者さんに何を食べてほしいのでしょう。
このシンポジウムでは歯科医師であると同時に食品添加物に造詣が深い東西の巨匠をお招きし、添加物の有益性と危険性について理解を深めると共に、歯科から何を発信すべきかを皆様と一緒に考えてみたいと思います。
シンポジウム 医療人が知っておきたい食品添加物:演者1 久野 淳

食や栄養について積極的に学んいる皆さんは「食品添加物」についてどんなイメージを持っていますか?「食品添加物=身体に悪いもの」という考えの方もいるでしょうし、「日本という国が安全基準を設けているので特に気にしたことはない」という考えの方もいるでしょう。
わが国では食品添加物の使用に際し、内閣府に設置された食品安全委員会が一日摂取許容量(ADI)を設定してリスク評価を行い、その結果を受けて消費者庁や厚生労働省や農林水産省などが基準値やルールを決めリスク管理をしています。これだけの評価と管理がされているならば、食品添加物に対してはさほど気にする必要がないのかもしれません。
しかしながらその基準値に対して、「簡単な動物実験の結果から適当に計算し、安全宣言して使用しているため危険」という意見の方もいます。
一般的なイメージとして「食品添加物無添加」という表現は、消費者目線からはやはり安全性を保証しているように感じられます。私個人の意見としても、できることなら食品添加物は口には入れたくないものです。そうは言っても多様化する食生活においては、食品添加物を完全に避けることは難しいと思います。また食品によっては食品添加物の恩恵を受けているのもあり、その全てが悪いものではないと思っています。
食や栄養を学ぶ立場として、医療人として、やはり食品添加物に関する知識は必要だと思います。食品添加物についてある程度の知識がないと、気付かないうちに過剰に摂取してしまい健康を害する一因となる可能性があります。今回は私なりの食品添加物との付き合い方についてお話しさせていただき、皆さんのご意見を伺いながら一緒に考えていけたらと思います。
久野 淳 Jun Kuno
歯科医師 歯学博士 食事療法&栄養療法研究家
《略歴》
平成6年3月 愛知学院大学歯学部歯学科 卒業
平成10年10月 財団法人日本救急医療財団、若手研究者育成活用事業(厚生省リサーチ・レジデント)に従事。同時に愛知三の丸病院 歯科口腔外科勤務
平成11年3月 愛知学院大学歯学部大学院歯学研究科修了 博士(歯学)学位取得
平成11年4月 愛知学院大学歯学部口腔外科学第二講座 非常勤助手
平成16年4月 医療法人 香流会 紘仁病院 歯科口腔外科勤務(医長)(平成24年3月まで)
平成24年4月 瀧川歯科勤務(副院長) 現在に至る
令和6年4月 歯科医師国家試験対策専門予備校 名古屋デンタルアカデミー(NDA)校長に就任
《所属》
日本口腔外科学会
シンポジウム 医療人が知っておきたい食品添加物:演者2 山口 義徳

知らず知らずに健康を蝕む新型栄養失調
歯科から発信
「現代人の食事はミネラル不足」
1992年に日本大学松戸歯学部を卒業しました。臨床に出て根管治療の難しさを日々感じていましたが、2003年に出会った歯科用顕微鏡で大嫌いな根管治療が大好きに変わりました。
当クリニックのコンセプトは「インプラント処置を0にする」です。もちろん、既に欠損がある部位でのインプラント治療は積極的におこなっていますが、新たな疾患や治療精度の問題での抜歯を0にしたいと思っています。
それには全ての治療を顕微鏡下で行い、ワーキングビューでの処置が必須になると考えています。根管治療の成績も格段に上がり抜歯、インプラント治療はかなり減少しました。
しかし、数年に一度の割合で根破折、抜歯になるケースがあります。対処療法であるナイトガードなどの処置をしますが、使っていなかったりと問題が起こります。
原因が歯軋り食いしばりの場合、根本原因の除去が鍵になります。 もちろん、歯科医なので歯を残すための治療が本業であり、そこが担保できた上での栄養療法だと思っています。
根本原因を探り出し取り除く事が出来れば抜歯する事なく歯を使い続けられると考え、分子栄養学、ケトジェニック、添加物などの知識を深め患者さんに指導しています。
血液データを見ると分子栄養学的に低タンパク、貧血など問題がある方を多く見かけます。この解決の一つには毎日の食生活が大きく関わります。2017頃から問題になっている新型栄養失調がありますが、このような病態にならない為の日頃のお食事についてお話しさせて頂きたいと思います。
山口 義徳 Yoshinori Yamaguchi
歯科医師 SCOD主宰

東京で根管治療・歯髄温存ならマイクロスコープ(顕微鏡)歯科治療なら恵比寿・代官山にある山口歯科クリニック東京で根管治療・歯髄温存ならマイクロスコープ(顕微鏡)歯科治療なら恵比寿・代官山にある山口歯科クリニックへお越しください。代官山・恵比寿駅より徒歩5分という場所にございます。
《略歴》
1992年 3月 日本大学松戸歯学部 卒業
1997年 4月 恵比寿に山口歯科クリニック 開設
2010年 12月 恵比寿にて移転し 保険外診療所として
《所属》
1992年 日本大学松戸歯学部卒業
1997年 渋谷区恵比寿で開業
2007年 日本抗加齢医学会 認定医
2010年 同渋谷区恵比寿で移転、自費専門クリニック
2019年 分子栄養学実践講座 認定医
2021年 ナチュラル&ミネラル食品アドバイザー協会 認定講師
一般講演抄録
1・栄養療法による口腔顔面痛治療の一考察

増田 仁美 医療法人社団ホワイトファミリー会 神奈川県川崎市
口腔顔面痛治療には学術団体が提唱するプロトコルはあるものの一般的に難渋する事が多く、症状が寛解しないまま長期に薬物療法が行われている症例も少なくない。しかし問診をすると患者の多くは食生活に問題があり、分子栄養学的に診ると低栄養や精製糖質の過剰に由来している、あるいはそれによる薬効の発現不全の可能性はないかと考える。演者は現在顎顔面痛治療中の患者に対し食生活改善や分子栄養学的アプローチを試みている。まだ結果は出ていないものの、今回はそのコンセプトと途中経過についてお伝えしたい。
神奈川歯科大学卒
慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室 研修医終了
日本口腔顔面痛学会 認定医
日本抗加齢医学会 専門医
臨床分子栄養医学研究会 分子栄養学実践講座 20期
…他
2・腸に栄養学的な介入による口腔粘膜免疫の向上について

槻木 恵一 NPO法人日本唾液ケア科学会理事長 神奈川歯科大学環境病理学分野教授
口腔には、粘膜免疫により様々な感染症を予防的に防いでおり、その中心的存在がsIgA抗体である。このsIgA抗体量は、加齢的に減少するが、腸への栄養学的な介入により増加させることができることが演者らの研究で明らかになった。具体的には、発酵食品や食物繊維の摂取による、いわゆる腸活が口腔粘膜免疫を向上させる。演者らは、この現象を腸‐唾液腺相関と称して紹介している。本演題では、この腸‐唾液腺相関を明らかにした動物実験とヒト臨床試験を報告し、歯科における新たな栄養指導の意義を提案したい。
1967年12月東京生まれ
1993年3月 神奈川歯科大学卒業
1997年3月 神奈川歯科大学大学院終了
2007年4月より神奈川歯科大学教授
2013年6月より同大学歯学研究科長(2023年3月まで)。
2014年4月より同大学副学長
2021年8月より神奈川歯科大学大学院附属唾液科学研究所所長
2023年4月より同大図書館長
歯科医師・歯学博士。日本病理学会認定口腔病理専門医・指導医。
専門は病理診断学、環境病理学、唾液健康医学、災害歯科医学、近代歯科医学史
テレビなどで口腔ケアの重要性と唾液の働きを唾液力と命名しわかりやすい解説が好評を得ている。フラクトオリゴ糖の継続摂取により生じる唾液予防抗体IgAの増加メカニズムとして、腸管内での短鎖脂肪酸が重要な役割を果たす腸-唾液腺相関を発見し、唾液健康医学を提唱している。NPO法人日本唾液ケア研究会を立ち上げ理事長に就任した。NHKチコちゃんに叱られる、NHK-BSヒューマニエンス、NHK-World メディカルフロンティア、NHKあさイチ、NHK シブ5時、CBC健康カプセル元気の時間、TBSラジオ生島ヒロシのおはよう一直線など多数出演している。
3・歯周治療に食事アドバイスを取り入れ、得られた気づき

南 里佳 フリーランス歯科衛生士 愛知県名古屋市
昨今、歯科での栄養指導が注目を集めています。口腔内の健康を維持、改善するうえで必要な栄養素を摂取するということは重要なことですが、限りあるチェアタイムの中で食事のアドバイスをすることにハードルが高いと思われる方も少なくないのではないでしょうか。しかし、歯周治療において食事のアドバイスを行うことでBOP(出血の有無)やPCR(プラークコントロールの評価)の改善が見られ、結果として清掃時間の短縮につながるケースも多くあります。また歯科だけでなく食事内容や生活背景のヒアリングを通じて良好な関係性を築くことができ、歯科における食事アドバイスの大きな可能性を感じます。また患者の健康志向が高まることで、生活習慣全体の改善に繋がる可能性もあります。今回は私が普段、臨床において行っている取り組みを報告いたします。
〈略歴〉
2013年
新大阪歯科衛生士専門学校卒業
2013年〜2019年 大阪府の一般歯科にて勤務
2019年〜現在 高田兄弟歯科•矯正歯科 勤務
2023年〜現在 フリーランスに転向〈所属〉
日本口腔インプラント学会(インプラント専門歯科衛生士)
日本歯周病学会(日本歯周病学会認定歯科衛生士)
日本臨床歯科学会
4・分子栄養学カウンセラーの課題

大野真理 分子栄養学カウンセラー 福岡県
10年前に比べると、「分子栄養学」という言葉も浸透し、多くの分子栄養学カウンセラーが多数誕生している。多くのカウンセラーはプロとして仕事にするために学んでいるが、現実には難しさを感じている人も非常に多い。なぜそうなってしまうのか? 演者が分子栄養学実践講座の福岡座長を7年間勤め、栄養療法クリニックの立ち上げから関与して4年間勤務、カウンセラーを育成する塾を運営して見えてきた事がある。例えば、
・血液検査の読み方を学んでもなかなか読めるようになっていない
・読めるようになっても、どうカウンセリングすれば良いかわからない
・サプリメントの使い方、選び方
・よくわからないままのことが多く自信を持って人に話せない
・知識はあるのに、自分はまだまだと思うと人に話す勇気が出ない
・集客方法がわからない
・法律の壁
といったこと。これからの歯科における栄養療法のヒントとして、実際に分子栄養学カウンセラーの課題を解決するために取り組んでいることを交えてお伝えする。
臨床分子栄養医学研究会 分子栄養学実践講座 6期
同 認定指導カウンセラー
合同会社Marii 代表
5・メインテナンス中の口腔内変化から鉄欠乏性貧血が判明した一症例

大森みさき 日本歯科大学新潟病院総合診療科
《患者情報》
患者:28歳女性
初診日:2005年2月
主訴:歯周病が心配なのでみてほしい
既往歴:全身:小学校低学年まで喘息
既往歴:口腔:痛みが出た時などのみの通院
既往歴:歯磨きするとたまに出血する
初診時歯周検査データ:PCR58.0%、BOP:32.7%、PISA:441.1mm2
歯間部及び臼歯部でプラーク付着を認める。36,37舌側でPPD5mmを認める。
口腔内所見;全顎的に辺縁歯肉の発赤、腫脹を認める。臼歯部で補綴物が多い。前歯部の叢生が著明。
エックス線写真所見;46に根尖透過像を認める。軽度の水平性骨吸収を認める。修復物の適合状態は不良である。
診断名:限局型慢性歯周炎 ステージⅡ、グレードA
治療計画:歯周基本治療(TBI、スケーリング、SRP)、36,46:根管治療後に補綴治療。12,26,27:光CRF。
歯周治療後に矯正治療希望があり全顎的な矯正治療(AngleⅡ級歯槽性上顎前突)を行いその間は矯正と同日にPMTCを継続、終了後3ヶ月ごとにメインテナンスとした。
メインテナンス移行時歯周検査データ:PCR4.5%、BOP:10.1%、PISA:129.1mm2
2017年頃メインテナンス時に齲蝕多発、歯冠破折を繰り返すようになった。医療面接から倦怠感の自覚があり、飴や氷を噛むなどの日常行動から異食症を疑い、月経過多の傾向もあり、以前指摘された貧血を放置していたことが判明。内科受診を勧めて鉄欠乏性貧血が判明。鉄剤とビタミン剤の処方により貧血が改善すると歯肉が引き締まってきた。血液検査データが安定している時は象牙質知覚過敏も治り、氷を噛まなくなって歯冠破折も減少した。しかし血液検査鉄剤を飲み忘れたり、コロナ禍での受診控えがあったりしてまた一気に鉄欠乏性貧血が悪化しフェリチン値が測定限界以下まで低下。また定期的に受診してもらうようになって、現在は改善が認められている。
考察:壮年期の女性は仕事、家庭、子育て、介護など様々な要因とともに心と体の変化が生じやすい。それに伴い、口腔内の変化も生じることがある。口腔内の変化に気づき、医療面接から早めに医科受診して改善したが、内服をサボるとすぐに結果が出て、生理が終わるまでは油断できないことがわかった。
日本歯科大学新潟歯学部卒
日本歯科大学大学院歯学研究科修了
日本歯周病学会 評議員 専門医・指導医
日本口臭学会 理事 専門医・指導医
日本抗加齢医学会 専門医
日本禁煙推進医師歯科医師連盟 運営委員
ブックフェア

14時20分より企業展示室にて、会員の著書の紹介と即売会を行います。著者と直接話すチャンスです。ぜひサインをもらい、握手をして記念写真を撮りましょう。
- 櫻井 直樹 著 口臭を気にする女、気にしない男(英智舎)
- 手塚 充樹 著 非常識な口腔予防学: 歯科医だから言える! 口腔内が変える体の未来(ゴマブックス)
- 加地 明代 著 こころと身体をこわさない 幸せダイエット(幻冬社)
- 笠松 恵子 著 歯医者が家にやってくる!~「訪問歯科医」からの、歯の健康アドバイス~(かざひの文庫)
- 毛利 有香 著 心身の不調が楽になる 鉄分ちょい足しごはん(KADOKAWA)
- 氏家 京子 著 『野菜で治すクリニック』(PUBFUN パブファンセルフ)
- 奥平 智之 著 マンガでわかる 食べてうつぬけ 鉄欠乏女子救出ガイド(主婦の友社)
- 増田 仁美 他共著 痛みの臨床推論(デンタルダイヤモンド こちらは見本誌展示とフライヤーの配布のみで販売はいたしません)
応援スピーチ

奥平 智之
日本栄養精神医学研究会 会長
医療法人山口病院 副院長
精神科専門医 漢方専門医 認知症専門医「メンタルヘルスは食事から」をモットーに、メンタルヘルス領域における栄養の大切さを「日本栄養精神医学研究会」を中心に啓発活動をしている。
鉄欠乏女子「テケジョ」の名付け親
著書 「最新版食べてうつぬけ 〜鉄欠乏女子(テケジョ)を救え!〜」など多数
協賛企業
協賛企業様は、当日はネームプレートに緑色のリボンをつけています。
ランチョンセミナー
- すかい21
展示
- 玄米酵素
- すかい21
- クリルオイル振興会
- ヘルシーパス
- アンブロシア
- 分子生理化学研究所
- BioGaia
- クレアラボ
- ココウェル
- OrganicScience
- ytb market
- ファイン住宅
- イロドリ
- B&S
- オーラス
資料配布
- オーソモレキュラ栄養医学研究所 OND.ONP.ONE養成講座
- 臨床分子栄養医学研究会 分子栄養学実践講座
- グーテン
- ミレニアム
会場となる築地の懇和会館









情報交換会

17時より隣の松竹ビル内のSCHMAZ銀座松竹スクエア店にて情報交換会を行います。
情報交換会には展示企業様もいらっしゃいますので、本当に情報交換ができると思います。
お席にはまだ余裕がありますので、当日会場参加で同時申し込みをされなかった方は、今からでもPeatixから追加でお申し込みください。(こちらはまだ懇親会と表示されておりますが、名称を情報交換会に変更いたしました)

大会運営委員
当日はネームプレートに水色のリボンをつけています。
- 吉田 格 歯科医師 東京都開業
- 今野 詩帆生 歯科医師 埼玉県開業
- 櫻井 直樹 歯科医師 神奈川県開業
- 大友 美由樹 歯科衛生士 東京都勤務
- 大石 明美 カウンセラー 東京都開業
- 小泉 明子 歯科衛生士 東京都勤務
- 宮崎 由香 歯科衛生士 神奈川県勤務